2予7Rは、野口裕史(39=千葉)が残り2周の赤板からカマして先行。まくってきた山根将太にあわせて退け、直線も粘り切って場内を沸かせた。

「きょうは2周逃げてバックを取る気持ちで走った。4コーナー先頭で“やった”と思った。4着ぐらいに粘れたらと思ったが、押し切れてよかった」。マークした岡村潤が「前にマークした時よりダッシュが上がってる。焦りました」と振り返るほど、豪快なカマシだった。この先行力なら準決もクリアして、大仕事を成し遂げるかもしれない。