昨年の山田庸平(35=佐賀)は、キャリアで最高の1年を送った。今年は、昨年かなわなかったKEIRINグランプリへの出場を視野に入れて、さらなる成長を目指す。

「競輪祭の反省点から試したいことがあった。前回の小倉は自力で戦うと決めていました」。自力の航続距離を伸ばせば、戦法の幅は格段に広がる。

1予11Rは、細切れ戦。別線の自力型に今の山田が恐れる相手はいない。先行を試すには、格好のメンバーともいえる。