121期の卒業記念チャンプ、纐纈洸翔(こうけつ・ひろと、20=愛知)が連勝で決勝進出を決めた。

A級準決10Rは、打鐘とともにスパート。最終ホームで主導権を奪い、そのまま押し切った。追走の吉村和之は「最後までスピードは上がっていた」と、舌を巻くほどの強さだった。

纐纈自身は、「緩んだところでいけた。初日より踏めているので、いい方向に向いている」と、手応えを十分に感じている。

当地は昨年11月に参戦し、A級1、2班昇班後の初優勝を3連勝で決めた。今回も連勝で、「もちろん完全Vを狙います」。A決勝11Rは、他を圧倒する『まくらせない先行力』で、当地2場所連続の完全Vを狙う。