121期早期卒業でナショナルチームの太田海也(23=岡山)が、2予6Rで2着に逃げ粘った。1予はまくりになり、2予で先行宣言していた太田は、ホーム前からカマシ逃げを敢行。直線では番手の宗崎世連のかわされたが、2着で準決進出を決めた。

「今日はレースの流れに乗れて、踏み出しも軽かった。力を出し切れたと思う」。1予の後の「力を出した感じは全くない」というコメントとは対照的だった。

ただし、直線で差された点は減点材料と自覚している。「まだ脚力が足りていない。しっかりトレーニングしないと」と反省した。このまま準決も突破して、3月の玉野に次いで2場所連続のG3決勝進出を目指す。