予選をラスト18番目で滑り込んだ岡部大輝(27=東京)が、何と優出までこぎ着けた。準優12Rは6コースまくり差しから2着を奪取。通算8度目のファイナル進出を決めた。「やりました! 本当にうれしい。2日目までを考えるとありえない」と満面の笑みを浮かべつつ声を弾ませた。

序盤の平凡足からターン回りを修正。準優のコンマ04を含めて快スタートを連発している。「舟の向きが良くなって、これは中堅上位。(スタートは)思い切って行きました」とレースの納得度も増すばかりだ。優勝戦は再び6枠になるが、大胆にデビュー初優勝をもくろむ。