山崎郡(33=大阪)がインから堂々の横綱相撲で逃げ圧勝。4月住之江に続く、今年2度目の優勝を飾った。2着には重成一人、3着には鈴木智啓が入った。

進入は枠なり3対3。スタートタイミングはコンマ07で少し放ったとのことだったが、スリットから伸び返して1Mを先取り。危なげなく押し切った。

手にした38号機は初降ろしからエース格と評判の一基。前検はそこまでの手応えを感じなかったが、ペラを調整すると、まさに超抜パワー。「ここまで出てるのは記憶にない。モンスターエンジンですよ」と最高の評価を下した。

次走は20日からの徳山SGグラチャン。「変わらずいつも通り、1走1走いいレースを心がけて走ります」と、淡々とした中にも確固たる決意をにじませた。