前検から「優勝します」と話していた上原崚(28=東京)が、最後に有言実行を果たす。準優10Rは山田和佐の前付けもあって5カドを選択したのが功を奏した。2Mで抜き返して1着をもぎ取った。
「ペラをたたいたら、いい行き足、伸びになりました」と満面の笑みだった。4日目まではノーハンマーだった。序盤に良かった伸びがなくなってきた。「さすがにたたかないと駄目だなと思ったら、良くなってました」と振り返る。
スタート練習の1本目はスローに入った。その1本目で考え方を変えた。「みんなよりもスリット付近で余裕があると思いました。それならダッシュ全速で行ってみようとなりました」。スタート展示、本番も抜群の伸びを発揮して結果に結びつけた。
今年2月の多摩川ルーキーシリーズでデビュー初優勝を決めた。その直後から目標を定めた。「感覚を開けずに、できるだけ早く次の優勝を決めたい」。その実現へ、あと1歩まで近づいている。
優勝戦は3枠。再び山田の前付けもありそうだ。「コースを考えて、必ず優勝します」と言葉に力を込めた。スロー、ダッシュを問わず一撃が可能な足だ。





















