最終日12Rで優勝戦が行われ、1枠の定松勇樹(22=佐賀)がコンマ16のスタートで飛び出し、まくってきた国分将太郎を受け止め、きっちり逃げた。2着は差した福田翔吾、激戦の3着争いは国分将太郎が食い込んだ。定松は通算4度目、今年は3度目、江戸川は初優勝となった。
「負けるわけにはいかなかった!」
定松勇樹の負けん気が、イン逃走を呼び込んだ。前節、福岡でのルーキーシリーズ優勝戦も1枠だったが、スタートをしっかり決めることができず、末永和也のまくり差しを食らって2着。「前節の福岡優勝戦の悔しさは相当あったんで。ここも優勝して、前節も優勝できていたら(優勝回数を積み重ねてのSGクラシック出場という)だいぶSGに近づいてたっていう。自分のスタートのふがいなさ、というか、その1つのミスでSG出場が…って考えると相当悔しかったが、あの負けがこれからにつなげられればと思ったし、(前節は)いい経験できたかな」。悔しさを糧にすぐ修正できて、結果につなげるのが定松の良さだ。
「ギアケースを最後の最後で広げて、直線と乗り心地を求めたんですが、自分の中ではあまり良くなかったのかな…。そこは反省点ですね。スタートの起こしだったり、だいぶ鈍くなったんで。直線系はそのおかげで、乗り心地とかプロペラで来てはいたんですが、行き足の部分が相当、悪くなっていた、いいところを消してしまったかな、って」。勝って反省を怠らないのが、今後さらに強くなっていきそうな無限の可能性を秘めている。
次は19日から下関で行われるプレミアムG1のヤングダービーだ。「30歳までに1度は…。1度と言わず、絶対に優勝したいレースなんで、それが初出場で取れれば、一番いい結果というか、そこはしっかり狙っていきたい」。実は、師匠の峰竜太が持ってないビッグタイトルの1つがヤングダービーなのだが、「師匠に勝たないといけないんで。師匠が取ってないタイトルって聞いて、ちょっと燃えてきました。次の下関につながる? そこだけを意識してこの1節間、リズム良くしっかり入りたかったんで、巡ってきた1号艇で勝てて良かった。次につながるレースはできたかな、と思います」。躍進著しい峰門下生が、次節の下関でも大暴れする予感しかない。





















