実力者の山崎充央(49=東京)が、背骨の棘(きょく)突起を5本も折る大けがから約4カ月ぶりに復帰する。「2週間入院して、1カ月半は安静にしていた。ゼロからではなく、ゼロ以下からのスタートになりました」。

復帰に向けて、1つの誓いを立てた。「けがする前より強くなってからじゃないと復帰はしない。こう決めて、練習を弟子たちと一生懸命やりました。ここ数年では一番やったと思いますよ」と充実感に満ちあふれていた。

4カ月間も休んだために競走得点は「0」。予選9Rは6番車でスタートだ。信越ラインの3番手だが、練習の成果が出れば、直線で突き抜ける可能性は大きい。