◆永井大介(46=川口)優先順位7位 16大会連続20回目

SG15冠のダブルグランドスラマーとして、さまざまな場面で業界をリード。常にトップクラスの座を守り続けてきた。全盛期の迫力はないが、スピード比べなら若手選手にも負けない。「けが(8月のオートGP4日目のアクシデント)の影響もあったし、自分は1ポイントしかなかった。浜松走路も苦手だから、SSトライアル戦の出場はあきらめていた」。満身創痍(そうい)の状態で、11月のSG日本選手権では優勝戦3着に入った。「整備などで重い物を持ったりすると大変だけど、乗る方は問題ない。もう通院もしていない。普段は好きな物を食べるようにしている。ラーメン、すしが好物。人間は食べることが楽しみだよね」。

タレント軍団『華の25期』の代表格として、プライドを胸に決戦に挑む。「部品交換してエンジンの底上げを図っている。去年はトライアル戦でフライングしてしまったので、そのようなミスをしないように5日間を戦いたい。もちろん、大みそかの決定戦で活躍したいですよ」。18年のSS王座決定戦以来となる、復活のSG制覇を狙う。

◆伊藤信夫(51=浜松)優先順位8位 2大会ぶり14回目

平成の前半頃をピークに、浜松不動のエースとして活躍した名レーサー。99年のSGオートGP優勝戦でマークした、脅威の上がり3秒284の日本レコードタイム記録は破られていない。23年は地元で2度のSG優出を果たし、健在ぶりを示した。「全日本選抜の優勝戦では3着に入れた。日本選手権でも優出できたし、年齢を考えると自分としては満足の結果を残せました」。20年のオートGPでは、大けがを乗り越えて約13年ぶりにSGの復活Vを決めた。その雄姿は、ファンに感動を与えた。現在でもスピードの衰えを感じさせない。「今のエンジン状態は、点数を付けると80点ぐらいかな。悪くはないけど迫力がないですね」。SSトライアル戦は、いつも通りに気負わず戦い抜く。「50歳を越えたし、そこまで欲張らなくなってきた。結果よりやる事をやって、いい形で今年を終えたいと思います」。遠州のベテランは決戦に向けて、真剣勝負で取り組む。