日刊スポーツ新聞社制定「第38回ボートレース年間三賞」表彰式が2日、東京・品川プリンスホテルで行われた。2年ぶり4度目の殊勲賞に輝いた峰竜太(38=佐賀)をはじめ、敢闘賞の赤岩善生(47=愛知)、技能賞の石野貴之(41=大阪)、賞金女王として特別賞となった遠藤エミ(35=滋賀)に、記念盾と賞金が贈られた。式典の開催は21年以来3年ぶりで、読者および関係者約120人が4人を祝福した。

遠藤エミが2年連続3度目の特別賞を受賞した。「選んでいただいて、うれしいです」。昨年は8月レディースチャンピオンで優勝。同年12月のクイーンズクライマックスでは準Vと、女子主要タイトルで結果を残したが、遠藤の中では満足できる1年ではなかった。「レディースチャンピオンだけでしたね、いいレースができたのは。大事なところでミスしたのが多かったなと思います。自分の中では集中してやってると思っていても、後から振り返ると、他のことを考えていたのかなと思ってしまいます」。勝負どころでの失敗を反省し、決意を新たに24年をスタートさせた。

そんな遠藤が掲げる将来の選手像は「常に強さを求めてやっていきたい」。昨日より今日、今日より明日と常に成長を求め続けるため「一生満足することはないでしょうね(笑い)」。この姿勢が、新たな遠藤エミを作り出す。

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