伸びに寄せたり、ピット離れを来させたり、若手世代では随一の個性派、仲道大輔(23=愛知)が準優勝戦10R2着で優勝戦は4枠。ファイナルはチルトを跳ねる伸び仕様で臨むことを決断した。

「5日目は僕の求めている伸びではなかった。反応はあったんですけど…」と、まだ伸びには上積みができそうな感じだ。

準優2着で優勝戦がダッシュ枠だと分かると「ここでようやく(伸び仕様を)発揮できますね。やるしかない。(チルトは跳ねて?)もうやるしかないです」と、強烈な伸び仕様に仕上げることを示唆した。

「まくるだけって強い気持ちを持っていこうかな、と思います。平和島は他のレース場よりチャンスだと思うんで。今節は(ペラ調整を)思い切り行けてなかったんで、(伸びに寄せることを)やりたい気持ちはずっとあった。お客さんの期待に応えられるように全力で調整したいと思います。頑張ります!」。チルトを平和島のチルト最大値3度まで跳ねて気合もMAXで、優勝戦はまくり一撃でVだけを狙っていく。