130期の羽田妃希(21=愛知)がデビュー初勝利を飾った。

9Rで5コースからまくり差し。鮮やかな勝ちっぷりに1枠沢崎雄哉は「完敗です。めちゃくちゃ上手でした」、6枠鹿島敏弘も「(羽田の)ターンは完璧でした」と、脱帽せざるを得なかった。本人も「イメージ通りのまくり差しができました」と会心のレースを振り返った。

デビュー5節目の大村で膝を負傷。手術やリハビリで約9カ月もの間、レースから遠ざかったこともあり、喜びもひとしおだ。「師匠の(原田)幸哉さんとかお世話になった方がたくさんいるので、報告ができるのがうれしいです」。その後、水神祭を終えると施行者の浜名湖ボートレース企業団から副賞として浜名湖産のうなぎが贈呈。鈴木利享企業長から「おめでとうございます。これからいっぱい勝ってくださいね」と声をかけられて「ありがたうございます」とキュートな笑顔を浮かべた。