平山智加(38=香川)が教えてきた後輩たちを支えに優勝を目指す。

準優は12R1枠。Fが2艇ある展開でも、自分のスタートを守って2着を死守して優出した。

今節は自身のことよりも、時間を費やしたことがある。同じ支部の三嶌さららに加えて、井上遥妃、樫葉新心と四国全体の若手の面倒を見てきた。

「自分の分は区切りがついています」と説明する。24年後期のA1級キープはもちろん、8月当地のレディースチャンピオンの出場権も手中にしている。「その分、後輩たちにいろんなことを教えたいと思っていました」と笑顔で振り返る。若手のレース後には、必ず付き添ってVTRを見ながらアドバイスする姿があった。

優勝戦は4枠。当地では過去、3回の優勝がある。8月の大舞台を前に、実力者の意地を見せる。