01年ダービー王の稲村成浩(52=群馬)が引退することが3日、分かった。
アマ時代からスーパーエリートだった。前橋工業高時代には、斎藤登志信とのペアで出場した自転車競技の世界選手権(グリーンドーム前橋)タンデムスプリントで銀メダル獲得。競輪学校(現競輪選手養成所)69期を在校1位で卒業した。鳴り物入りで92年4月にA級1班格付けでデビューすると、最短の9連勝でS級特昇を決め、同年11月には史上最速でG3優勝(一宮)を達成した。01年にはG1日本選手権(ダービー)を制した。
デビュー年から約20年にわたりS級1班の座を守ったが、23年以降は、腰痛や膝痛に悩まされ、S、Aの昇降級を繰り返していた。4月G3西武園の出走を最後に欠場が続いており、2日午後、日本競輪選手会の群馬支部に選手手帳を返納した。ここ数日は自身で同期や親しい選手に引退報告を行っていた。4月23日の西武園が事実上のラストランとなった。
◆稲村成浩(いなむら・なりひろ)1971年(昭46)12月18日、群馬県前橋市出身。前橋工業高卒。競輪学校(現競輪選手養成所)69期生を在校1位で卒業し、92年4月11日前橋でデビュー(11(1))。師匠は父の稲村雅士。90年世界選手権タンデムスプリント銀メダル。01年日本選手権(松戸)優勝。通算取得賞金は11億2255万6677円。通算2336戦472勝。183センチ、83キロ。血液型A。





















