栄光を知る巧者がチャンスを逃さなかった。松浦悠士(35=広島)が中四国ラインの石原颯を差し切って5月函館以来、26度目のG3制覇を飾った。
前検日に6位の賞金ランクは5位になり、優勝した23年以来のグランプリ出場が視界に入る。今節は直前に打診された追加配分でもあり「(GP)出場を意識しているので優勝はデカい。いい追加になった」と白い歯を見せて喜んだ。
ビッグ戦線で決勝進出が続く石原と好連係を果たした。S班の郡司浩平を破った準決に続き、決勝も組んで北日本エースの新山響平をのみ込んだ。石原が最終ホームで出切ると、たたかれた新山は3番手に飛び付いた時点でいっぱい。松浦はゴール前で悠々と石原をかわした。「石原君は強いっ。準決と同じ作戦でいけた」。
有望株に全幅の信頼を寄せてのV劇。よりリズムを上げ、秋冬のビッグ戦線を盛り上げる。





















