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僅差キンシャサ新短距離王だ/高松宮記念

ビービーガルダン(手前)を抑え、高松宮記念を制したキンシャサノキセキ
ビービーガルダン(手前)を抑え、高松宮記念を制したキンシャサノキセキ

<高松宮記念>◇28日=中京◇G1◇芝1200メートル◇4歳上◇出走18頭

 新短距離王の誕生だ。1番人気キンシャサノキセキ(牡7、堀)がゴール前の大接戦を鼻差しのぎ、重賞4連勝で悲願のG1タイトルを手にした。南半球の外国産馬によるG1勝利はJRA史上初。

 たった314メートルの短い直線が、四位には長く感じられた。4角を回ったキンシャサノキセキの前には、ぽっかりと道ができていた。「うまくいきすぎた」。一気にトップスピードに乗って早めに抜け出した分、最後に脚色が鈍った。「何とかしのいでくれ」。ビービーガルダン以下の追撃を退けるため、ゴール前は懸命に見せムチを振るった。ゴール前は接戦。「安藤さんの脚色が良かったので、もしかしたら替わったかと。でも後ろから来て、もうひと伸びしてくれた」。結果は鼻差残っていた。JRA史上初の、南半球産マル外馬のG1勝ちの瞬間だった。

 南半球産馬は、他馬に比べて、半年遅生まれのハンディがある。2歳の12月にデビューし、2連勝を飾ったが、秘めた潜在能力に心身の成長が追いつかない時期もあった。堀師は「体と気持ちのバランスが悪かった。目立って成長が遅いわけではなかったが、同じような調教をしても、その後のダメージが残った」と振り返る。

 4歳後半になって体は成長しても、我の強い面はなかなか消えず、折り合いに苦しむレースが多かった。08年高松宮記念(2着)には、中間のザ石の影響で、蹄(てい)底を保護する特殊な蹄鉄を着用して出ざるを得ないなど、不運なアクシデントもあった。昨年2ケタ着順を3回続け、どん底まで落ちた時期もあったが、陣営はキンシャサの復活を信じた。

 昨年の放牧後にようやく大人になった。追い切りでも無駄な力を使わなくなった。その結果が、今回を含めた重賞4連勝。G1初勝利となった堀師は「馬に勝たせていただいた」と感謝したが、今回の勝利は奇跡ではない。素質を信じ続けた陣営の努力が呼び込んだ、必然だったかもしれない。今の充実度は本物。今後は短距離界で常勝の軌跡を描き続ける。【高木一成】

 [2010年3月29日8時26分 紙面から]


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