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アパパネ2冠糧に3冠へ不安なし/秋華賞

史上3頭目の牝馬3冠へ順調な仕上がりのアパパネ
史上3頭目の牝馬3冠へ順調な仕上がりのアパパネ

<和田美保の私に任せて:秋華賞>

 世界の蛯名がアパパネを牝馬3冠へと導く。先週の毎日王冠で3連単31万馬券を的中させて波に乗る和田美保は、2冠牝馬のスピードと勝負根性に期待した。前哨戦のローズSは24キロ増の太めが響き伸びを欠いたが、ひとたたきした効果で万全の仕上がり。蛯名正義騎手(41)は凱旋門賞2着の悔しさを、この一戦へぶつける。

 アパパネが史上3頭目の牝馬3冠を達成する。

 正直、春の2冠は接戦で楽勝ではなかったが、だからこそ、その強さを再認識させられた。

 桜花賞は好スタートを切ったが、スピードに乗りすぎる余りに折り合いを欠いた。3コーナーにかかるまで蛯名騎手が手綱を引っ張り上げるシーンが続いた。あれだけリズムを欠くと普通は馬群に沈むものだが、そんな状況でも抜け出してくるのだから心肺機能の強さはダテではない。オークスは距離の不安がささやかれる中、17番枠の試練。サンテミリオン優勢と思われたゴール前だが、一瞬たりとも気を緩めず蛯名騎手のムチに素直に脚を伸ばした。馬場も悪く終始外を回りながらのレース。パワーロスは相当なものだった。それでも豊富なスタミナとあきらめない根性が2冠を取らせた。スピード、勝負根性、そしてこれらの苦しい経験が、3冠中最もトリッキーと言われる秋華賞の舞台を制する理由になる。

 始動戦となったローズSは直線入り口で外から押し込まれた。狭くなったところを体全体ではねのけ、馬群を割った。4着に敗れたが、春初戦となったチューリップ賞2着同様、いかにも久々の実戦という止まり方。余裕残しの仕上げでありながら直線いったんは先頭に立つ競馬に悲観する要素はない。桜花賞同様、今度は確実に伸びてくる。

 状態面の良さは、夏を順調に過ごせたことが物語る。オークス後は自厩舎で調整。6、7月はダク中心で初時計が8月4日の坂路58秒3。熱帯夜を更新するほどの暑い日々。午後は少しでも熱を追い払えるよう毎日水で体を流した。そのかいあって、夏バテもなく週2本、ペースを崩さず時計を出してきた。オークスより20キロ増だが、当時はスリムな体形を望んでつくり上げた体だ。ローズS後もしっかり調教を積んでいる。それで春より体が増えているのならそれは成長分。予定されたメニューをこなし、休まず調教を続けられるのは実は奇跡に近いこと。それを乗り越えられたのだから不安は何もない。

 主戦の蛯名騎手は、先日の凱旋門賞2着。大舞台中の大舞台、国内外の強豪を前にしても「自分がする仕事は日本でも世界でも同じ。平常心で挑む」と静かな闘志を燃やし、冷静な手綱さばきを見せた。今、この人馬の勢いを止めるものはいない。03年のスティルインラブ以来、3頭目の世紀の瞬間を待ちたい。

 [2010年10月16日8時41分 紙面から]


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