日本対スウェーデン 先制ゴールを決める日本の前田大然(ロイター)
日本対スウェーデン 先制ゴールを決める日本の前田大然(ロイター)

日本(FIFAランキング18位)がスウェーデン(同38)と引き分けて、1勝2分けの勝ち点5でF組2位で3大会連続の決勝トーナメントに進んだ。ベスト16進出を懸け、29日(日本時間30日)の1回戦ではC組1位のブラジル(同6位)と対戦する。日刊スポーツ評論家のセルジオ越後氏(80)に、日本の評価と今後を聞いた。

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後半終了間際は本当に危なかったね。鈴木彩が止めなければ負けていた。スウェーデンの方が最後まで勝利への意識が強く、その差が日本が多くの時間帯で押し込まれた原因だね。

もちろん、日本はドローでも2位以内が決まる試合。スピードを生かして得点した前田や、パスを出した堂安は素晴らしかった。チーム全体としては先制点を奪い、余裕ができた。長友や渡辺といった交代枠の使い方を見ても、攻撃よりも守備を優先させていた。

内容よりは、まずは日本が自力で2位を確保して、決勝トーナメントに進んだのは評価していいんじゃないか。

ただ、本当のワールドカップはここからが開幕なんだ。メッシらスター選手が派手に得点を重ねて、どの組もほぼ下馬評通りの勝ち抜けになってきたよね。でもここからが強豪同士の戦いになって、メッシもそうだし、日本も本当の力が試されることになるんだ。

日本はベスト32の決勝トーナメント1回戦で、ブラジルとの対戦が決まった。前回も言ったけど、昨年10月の親善試合で日本が初めてブラジルに勝ったことは忘れないといけない。相手のメンバーも、本気度も違うんだから。

ヒューストン(ブラジル戦の会場)の奇跡? より挑戦者の立場でいけば、日本の勝つ確率は4割あるんじゃないか。1次リーグでオランダに守備重視で引き分けたように、ブラジルを相手に守ってカウンター狙いでいけば、勝機は見えてくる。

だけど裏を返せば、ブラジルの勝つ確率は6割。引き分けがない一発勝負だけに、勝負どころで日本がプラスアルファを出せるかな。何度も言うけど、僕は公平な立場でセンターラインで試合を見ているよ。(日刊スポーツ評論家)

先制ゴールを決め堂安と抱き合う前田大然。右は長友(ロイター)
先制ゴールを決め堂安と抱き合う前田大然。右は長友(ロイター)
日本対スウェーデン 前半、交代でベンチへ下がった後、森保一監督(左)から声をかけられる板倉滉(中央)(撮影・足立雅史)
日本対スウェーデン 前半、交代でベンチへ下がった後、森保一監督(左)から声をかけられる板倉滉(中央)(撮影・足立雅史)
日本対スウェーデン ボールをキャッチしほえる日本の鈴木彩艶(ロイター)
日本対スウェーデン ボールをキャッチしほえる日本の鈴木彩艶(ロイター)
日本対スウェーデン 試合後、喜び合う日本の前田大然と堂安律(ロイター)
日本対スウェーデン 試合後、喜び合う日本の前田大然と堂安律(ロイター)
日本対スウェーデン戦後、サポーターに拍手する日本の長友佑都(AP)
日本対スウェーデン戦後、サポーターに拍手する日本の長友佑都(AP)
日本対スウェーデン 試合後、サポーターに挨拶する日本の堂安律(ロイター)
日本対スウェーデン 試合後、サポーターに挨拶する日本の堂安律(ロイター)
日本対スウェーデン 試合後、サポーターに拍手を送る日本代表の選手たち(ロイター)
日本対スウェーデン 試合後、サポーターに拍手を送る日本代表の選手たち(ロイター)