第88回全国高校サッカー選手権大会で、初出場ながら頂点に立った山梨学院大付(山梨)が12日、地元山梨の甲府市で凱旋(がいせん)パレードを行った。県庁で優勝報告会をした後、同校まで約3・5キロの道のりを、オープンカーで移動した。韮崎を指揮していたころから数えて、4度目の決勝で初めて優勝をたぐりよせた横森巧監督(67)は「こんなに人がいるとは思わなかった。この優勝が、いかにすごいかを実感しました。あんなに寒い中で温かい歓迎の言葉をもらって、もっと頑張らないと」と、沿道からの4万人の声援に感激しきりだった。