<高校サッカー:京都橘2-0市船橋>◇5日◇準々決勝◇駒沢

 前回大会準Vの京都橘(京都)が市船橋(千葉)を2-0で下し、2大会連続の準決勝進出を決めた。Jリーグ名古屋入りするFW小屋松知哉(3年)が2得点。ボール支配率で勝る市船橋の反撃を抑え、国立切符を手にした。

 米沢一成監督(38)は「この大舞台でいつも通りのプレーをしてくれた」と感謝。市船橋出身で、03年度には高円宮杯で優勝し、選手権でも8強入りした上田征爾コーチ(28)も「勝つことが両校への恩返しになると思った。この試合で選手たちのまとまりが一層高まった」と、強豪相手に勝ちをつかんだ選手たちのプレーに目を細めていた。