W杯ロシア大会のアジア最終予選オーストラリア戦(31日、埼玉)とサウジアラビア戦(9月5日、サウジアラビア)の代表メンバーが24日に都内で発表され、セレッソ大阪からはFW杉本健勇(24)とMF山口蛍(26)が選出された。

 杉本は15年5月に国内組の日本代表候補合宿に参加したが、事実上の代表初選出。クラブを通じ「日本代表に選ばれ、うれしく思います。自分の持っている力を日本代表のために出して、いい結果を残せるよう頑張ります」とコメントした。

 現時点でJ1得点ランク2位の14ゴールを挙げている。187センチの長身でヘディングの強さだけでなく、足元の技術も非凡。「国を背負って戦いたい」と話していた夢がかない、代表でもその決定力は武器になりそうだ。

 ハリルジャパンで欠かせない1人になっている山口も「この大事な試合に出て、勝利に貢献したい。まずホームで勝って(W杯出場を)決めることが一番いいと思うので、全力を尽くします」とコメント。ロシア切符獲得へ気合をこめた。