サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会への出場が注目されるドルトムントMF香川真司(29)が14日、今シーズンを終えて日本に帰国した。

 香川は12日にブンデスリーガ最終節ホッフェンハイム戦の後半30分から途中出場。2月10日のハンブルガーSV戦で左足首を負傷して以来、3カ月ぶりに実戦のピッチに立った。

 W杯メンバー生き残りへ左足首の状態を含めた体調面が気になるところだが、香川は時折笑みを浮かべるなど、落ち着いた表情でメディアに対応した。

 香川は「練習自体は合流していましたし、心配かけましたけど問題ないです。ワールドカップまで1カ月を切ったけど十分に時間がある。しっかり準備して、(大会に)備えたい」とコメント。気になる左足首については「ケガの具体はまったく問題ない。みなさんが思っている以上に問題ないことを強調したい。あとは自分自身、コンディションを上げたい」と話した。

 くしくもこの日はW杯予備登録メンバーの35人の提出日。香川は揺らぐことなく、ロシアを見据えていた。