女子のU-20ワールドカップ(W杯)フランス大会は13日、コンカルノーなどで1次リーグ第3戦が行われ、C組の日本はパラグアイに6-0で勝ち、1次リーグ突破を決めた。2トップのFW宝田と植木がそろってハットトリックを達成。池田監督は「2人もそうだが、チームとしてやろうとしていたことを表現できていた部分もあった。おめでとうと言いたい」とたたえた。

 開始5分の宝田のゴールを皮切りに前半だけで4得点を挙げて試合を決めた。後半も攻撃の手を緩めず、15、16分に植木と宝田が立て続けに得点を奪って突き放し、守っても後半25分にGKスタンボーがPKを止めるなど、集中を切らさなかった。宝田は「早い時間に先制できたのでよかった。決勝に進めるように頑張りたい」。通算2勝1敗の勝ち点6で2位通過の日本は、17日(日本時間18日未明)に準々決勝を戦う。