日本代表に初選出された横浜F・マリノスDF山中亮輔(25)が“大先輩”のいない左サイドバック(SB)で存在感を示す。

ガラタサライDF長友が君臨する左SBだが、今回は肺気胸のため招集を見送られた。身長171センチで背格好が似ている山中は選出を受けてチームメートから「長友!」といじられる。「代役とも言われるけど、代わりじゃなくて、僕という選手の良さを出したい」。1人で打開する突破力が最大の売りで、サイドの上下運動に加え、ボランチ付近での攻撃の組み立てにも関われる。また、ミドルレンジから狙える左足も武器になる。「攻撃で特徴を出すタイプ。いいところを見せたい」と誓った。