イラク(C組2位)がインドネシア(A組2位)を延長戦で振り切り、今夏のパリ五輪(オリンピック)出場を決めた。2016年リオデジャネイロ五輪(オリンピック)以来8年ぶり6度目となる。

前半19分に失点したが、すぐ8分後に追いつく。1-1で突入した延長前半、ロングボールで抜け出したエースFWアリ・ジャシムが右足で豪快に蹴り込み、決勝点を挙げた。今大会4点目がチームをパリへ導く歓喜の一撃となった。

サウジアラビアなどと同居してC組を首位通過。準々決勝でベトナム(D組2位)を1-0で下し、準決勝では日本(B組2位)に0-2で完敗したが、立て直してアジア3枠目に入った。

快進撃を続けていたインドネシアは、目指す56年メルボルン大会以来68年ぶりの夢舞台が持ち越し。9日にパリ近郊クレールフォンテーヌ国立研究所で行われる、アフリカ4位ギニアとの大陸間プレーオフに回る。