日本代表DF吉田麻也(30)がプロ生活をスタートさせた思い出の地で偉大なるレジェンドに肩を並べる。親善試合ベネズエラ戦から一夜明けた17日、チームは20日のキルギス戦(豊田スタジアム)へ向け、大分から移動し、愛知・豊田市内で調整した。吉田は同スタジアムがホームの名古屋グランパスで07年に18歳でプロデビューした。不動の主将だったMF長谷部が6月のワールドカップ・ロシア大会後に代表を引退。10月の代表戦の際に森保監督から新主将に指名されてからは初の凱旋(がいせん)試合となる。練習ではファンの声援に手を振って応え「チームはいい状態。次は絶対勝ちたい」と意気込んだ。

出場すれば代表通算89試合目となり、尊敬するFWカズに並ぶ。「光栄ですけど、カズさんもまだ(代表を)狙っていると思うので、まだまだ戦いは続いていると思います」と話した。