日本サッカー協会は10日、6月7日からフランスで行われるワールドカップ(W杯)に臨む日本女子代表なでしこジャパンのメンバー23人を発表した。

MF阪口夢穂(31=日テレ)は昨年4月に右膝前十字靱帯(じんたい)と内側半月板損傷の大けがを負い、チームではベンチ入りもできていない状況。それでも経験と実績を買われて選出された。「チームで復帰することより、W杯のためにコンディションを調整させてくれているチームにすごく感謝している。それに報いるためにも良い結果で帰ってきたいし、自分の持っているものすべてをかけて臨む覚悟です」と熱い思いを言葉に込めた。