日本代表オランダ遠征に参加中のMF南野拓実(25=リバプール)、MF原口元気(29=ハノーバー)が10日、オンラインイベントに参加し、抽選などで選ばれた小学生18人と交流した。子供たちから「小学校時代にあこがれた選手は誰ですか」「DFでスピードがないですが、どうしたら良いですか」「元気がない時にどうやったら元気になりますか」などプレーからメンタル面まで多くの質問を受け付けた。

多岐にわたる質問内容に原口は「すごく面白い質問がたくさんあり、僕も考えさせられた」と感心。南野は小学校時代にあこがれていた選手として元ブラジル代表FWロナウドを挙げ「ドリブルとゴール取るのがうまい選手。そのプレーをよく見て勉強していましたね。今からどんな選手にもなれる。なりたい選手があるのはいいかな。絶対とは言わないけれど、成長するためにいいことなのかなと」とアドバイスした。

2人とも10日のカメルーン戦に先発出場。一夜明けてのイベントだったこともあり、原口は「試合は引き分けてしまいましたが、日本代表のユニホームを着てプレーする喜びや感動はありました」と約1年ぶりの代表戦を感慨深く振り返った。また南野は「チームとして引き分けだったので、自分としては悔しい結果ですが、もう1試合あるので。しっかり勝ちたいです」と13日のコートジボワール戦に目を向けていた。

このイベントは、新型コロナウイルスの影響で代表戦時に行っていたエスコートキッズなどの子ども向けイベントが実施できず、特別版としてオンラインで開催されている。