U-24日本代表と26日に国際親善試合を行う同アルゼンチン代表は、25日夜、会場・味の素スタジアムで前日練習を行った。

冒頭15分のみではあったが、来日後初めて練習が公開された。招集リストに名を連ねた全21選手がそろい、簡単なアップメニューをこなした。

ひときわ目を引いたのは、190センチ94キロの、セリエAベネベントFWガイチ。アルゼンチンのバティスタ監督も、ガイチを中心選手の1人に挙げている。国際Aマッチデーに入る直前のリーグ戦では、強豪ユベントス相手にゴールを決めて、ベネベントに大金星をもたらした。

日本の招集メンバーで最長身の鹿島DF町田も190センチだが、体重は80キロと、ガイチとは14キロも違う。まさに“規格外”のFWとの対戦は、東京五輪で金メダルを掲げる日本にとって、貴重な経験となるはずだ。

バティスタ監督は会見を行い、「日本は非常に力を伸ばしてきているチーム。難しい相手になる。よく知られているのは久保選手だが、他にもすばらしい選手がいる。ボールを保持して、高いポゼッションで相手に隙を与えず、常にゴールを狙うサッカーを見せたい」と話した。