日本代表と東京五輪世代のU-24日本代表を兼任する森保一監督(52)が20日、オンラインで取材対応した。

U-24日本代表は21日に東京オリンピック(五輪)の組み合わせ抽選が行われる。すでにポット分けまで終了し、開催国の日本はブラジル、アルゼンチン、韓国と同じポット1でA組に入ることが決まっている。

森保監督は「ポット分けでホッとできることはない」と話し「五輪に出てくるのは強豪国ばかり。どこと戦っても勝利し、ポイントを取れるようにしたい」と気を引き締めた。

6月にも日本代表が活動する国際Aマッチ期間があり、U-24日本代表が2試合、A代表が4試合を予定している。ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を控えるA代表は、アジアサッカー連盟(AFC)が5月28日に開催するとしているミャンマー戦の結果次第で最終予選進出が決まる。

7月に五輪を控えるU-24日本代表は現時点で2試合を予定しているが、指揮官は「(2次予選の)突破が決まれば、五輪に向けての準備も(A代表の)活動に盛り込んでいけたら」と、状況に応じてU-24日本代表の強化の場を増やすことも選択肢に持ちながらに活動する考えを示した。【岡崎悠利】