日本代表と東京オリンピック(五輪)世代のU-24日本代表を兼任する森保一監督(52)が11日にオンラインで取材対応し、6月にそれぞれ試合を控えている2つの代表について、U-24日本代表の活動にオーバーエージ(OA)枠の選手を合流させる意向を示した。

五輪ではOA枠が最大3人まで起用できる。森保監督は「6月のU-24の活動には、OAも参加という方向で考えたい」と強化の方針を語った。7月には直前合宿にくわえて同スペイン代表との強化試合なども組み込まれているが、より早い段階で合流させることになりそうだ。

選手たちにとっては、代表でのアピールの場は6月が最後のチャンスになる。指揮官は「選手の選考と同時に、融合の場としても考えたい」と話した。OAの招集人数については3人を超えることはないとし「OAとして戦ってほしい選手は何人もいるが、実際はU-24の活動。ルールの中でのマックスで考えたい」とした。