セリエAの舞台で、活躍する両DFの弱点とは…。 サッカー日本代表FW浅野拓磨(26)が2日、オンライン取材に対応した。

3日は東京オリンピック(五輪)世代のU-24日本代表との試合を控える。普段はA代表としてともにプレーするボローニャDF冨安健洋(22)と対峙(たいじ)する可能性があり、オーバーエイジ(OA)として五輪代表に加わるサンプドリアDF吉田麻也(32)も“敵”としてマッチアップする場面が生じる。

互いに手の内は知っている。「相手の背後という部分は僕の特徴でもありますし、弱点だと思っている。そこを突けば、スペースも空いてくる。僕を生かして、周りの選手が点を取ることもできると思っている」とイタリアで躍動する2人の“付け入る隙”を明かした。

浅野には吉田に負けられない理由がある? A代表の主将として、強いリーダーシップを発揮する吉田に対して「反抗はしていないけど、結果を残せば、お互いやりやすい環境になるのかなと思います(笑い)」と冗談を言った。

今回の活動には、異例の無所属での参加となった浅野。「ジャガー」の愛称で親しまれる爆発的なスピードを武器に、2人の背後に襲いかかってみせる。