後半途中出場の日本代表MF浅野拓磨(26=ボーフム)がトレードマークのジャガーポーズを忘れるほど、歓喜した。自身のシュートが相手のオウンゴール(O・G)を呼び込み、勝ち越した。1-1の後半41分、ロングボールに抜け出し、トラップからシュート。ボールが右ポストに直撃すると、DFがクリアしきれずに、ゴールに吸い込まれた。

試合後の浅野の一問一答は以下の通り。

-ナイスゴールだった

浅野 ゴールは多分O・Gだったんじゃないかと思いますが、絶対に自分が試合を決めるという気持ちでピッチに入ったので、ゴールに入った時は、ほっとというか、うれしいというか、爆発させすぎてジャガーポーズするの忘れていました。

-途中出場だった

浅野 僕が入る時は同点に追いつかれて、でもチャンスはあると信じていた。自分が試合を決めるんだという気持ちでピッチに入った。

-17年オーストラリア戦でも得点している

浅野 試合に対してどういうゲームだからという心構えは特にないけど、1試合1試合、どの試合でも自分がゴールという結果でチームに貢献する気持ちは変わらない。今日たまたま結果につながった。これからもどの試合でも同じ気持ちで臨むつもりです。

-厳しい状況で迎えたオーストラリア戦だった

浅野 僕らが今崖っぷちにいることは全員が承知していること。だからと言って誰1人諦めている選手はいない。今日勝ち点3取りましたけど、厳しい状況には変わりないので、ここからまた全員が自分のチームに戻って、もっともっと成長して、また代表のピッチで全員が全力でプレーできるように頑張るしかない。

-試合後の円陣では

浅野 監督がここからW杯に向けて絶対に出場するんだという気持ちを言葉にして、全員がここから成長しようと円陣を組んだ。

-勢いもたらす勝利

浅野 今日の1勝がこれからの日本の勢いになればいいかなと思う。ここで誰1人満足している選手はいない。また厳しい気持ちを持って自分たち1人1人の成長に向けて頑張らないとW杯につながらない。そういう気持ちで挑んでいきたい。

-次は11月

浅野 厳しい戦いが続くと思うが、まず僕個人に関してはまた代表のピッチでプレーできるように明日自分のチームに戻って成長できるように頑張らないとなと思う。

-最後にジャガーポーズをお願いします

浅野 (笑いながら)そうですね。了解です(と、ジャガーポーズを決める)。

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