日本サッカー協会(JFA)は29日、日本代表が来年1月21日にウズベキスタンと国際親善試合キリンチャレンジ杯(埼玉)を行うことを発表した。

同月27日にはW杯アジア最終予選ホーム中国戦を控えており、オフに入っている国内組を中心に実戦感覚を取り戻すことなどが狙い。政府が同日に外国人の新規入国停止を発表。現状では30日から1カ月間との見方を示しているが、先行きは不透明。オンラインで取材対応した田嶋幸三会長(54)は「決定には(過去も)従ってきたし、柔軟性をもって対応する。人命に関わるので全面的に協力したい」と語った。

◆アスリートなどの入国特例 コロナ禍で厳しい入国制限が行われている中、東京五輪・パラリンピックに向け、昨年11月から一部対象者の入国を条件付きで認めていた。国内で開催される国際大会に出場する日本人及び外国人選手やスタッフ、五輪の強化指定選手、プロ野球、サッカーJリーグの外国人選手らが対象だった。必要な防疫措置を講じた上での入国を認め、入国後14日間の自主待機期間中でも、試合出場などの活動を可能とした。行動範囲も制限され、誓約書や活動計画書の事前提出などが求められた。今回の特例可否は未定。