サッカー日本代表候補合宿は17日午後から千葉県内で初日の練習を行う。

DF佐々木翔(広島)が練習前に取材対応し、W杯アジア最終予選(27日中国戦、2月1日サウジアラビア戦)に向けて海外組で負傷者が続出している状況について「そこでチャンスをつかんで活躍する選手もいる。自分たちは割って入っていけるようにトレーニングから頑張っていきたい」と意気込みを語った。

Jリーグの終了後も、自主トレーニングでコンディションを保ってきた。「こういった経験はなかったので」と試行錯誤もあったとしつつ「休む期間と維持する期間と、追い込む期間とに分けて、いい準備ができた」。引き締まった顔つきで語った。

所属クラブにとってはキャンプ期間中に主力選手が抜けるかたちになる。「チームとしても非常に重要な時期であることは間違いない。若い選手も多い。僕がいてトレーニングをみんなとできればさらによかったかもしれないとは思う」とチームに対しての思いを語りつつ「チームは僕がいなくてもしっかりとやれるし、そこの心配はしていない。ここでプレーできることは選手としてすばらしいと理解している」と、今は代表に集中するとした。