24日にワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表と対戦するオーストラリアのグラハム・アーノルド監督(58)が、新型コロナウイルスの陽性反応を示したと18日、AP通信が報じた。

オーストラリアサッカー連盟によると、この日から始まる代表合宿に入る前日の17日に検査を実施。その結果、陽性反応を示したとしている。同日にはオーストラリアは代表メンバーを発表していた。

アーノルド監督は今年1月にも新型コロナウイルス検査で陽性となり、W杯アジア最終予選のベトナム戦の指揮を執れなかった。陽性が判明した10日前に、ワクチンのブースター接種(追加接種)も済ませていた中での陽性だった。症状の軽度は明かされていないが、日本戦も指揮を執れない可能性が出ている。オーストラリアは出場権を獲得する2位以内に自力で入るためには、日本とサウジアラビアに2連勝することが最低条件になっている。