日本GK権田修一(33=清水エスパルス)が無失点で、7大会連続7度目のW杯出場に花を添えた。

2次予選から守護神を務めたは「苦しい状況を乗り越えてやってきたたくましさを最後、見せられたと思う」と胸を張った。

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権田は小学生のころ、W杯フランス大会を見て日本代表にあこがれを持ったという。現在、小学生の息子がサッカーをやり、子供のサッカーを見る中で「僕自身が(W杯出場を)途切れさせてはいけない」という思いが強かった。

それだけに、カタールの切符をつかんだことに「うれしかったです。子供たちにW杯に触れる場を作らないといけないと思っていた。ほっとしました」と安堵の表情を浮かべた。

この日は三笘が2得点。そのゴールに絡んだのはDF山根やMF守田。川崎F勢が活躍した。権田は「Jの各クラブが、もっと毎試合、オーストラリア戦のような緊張感を出せる試合を、インテンシティーの部分を出していかないとと思う」

ここから本番まで8カ月。日本が目指す史上初の8強へ、課題はまだまだある。それだけに「W杯で勝つために、もっともっと強さを持たないといけない。ただ、少しずつ、自分の中では自信も付けていることがある。もっとやらないといけないところもあるし、個人的には今、いろんな感情がある」と意気込みを口にした。