サッカー日本代表は29日、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選の最終戦、ベトナム戦(埼スタ、午後7時35分キックオフ)に臨む。

【W杯予選】森保ジャパン最終予選B組1位で通過なるか 最下位ベトナム戦/ライブ速報>>

24日のアウェー・オーストラリア戦で勝利し、すでに7大会連続のW杯出場が決定。今回の一戦は“消化試合”に思われるが、結果によっては本戦での戦いに影響を与えるかもしれない。

ドーハで4月1日(日本時間2日午前1時)に行われる組み合わせ抽選会では、3月31日付の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングを基に、出場32チームを第1~4ポットの順に振り分ける。

開催国カタールと上位7チームが第1ポットに入り、同じポットは1次リーグで同組にはならない。よって、より若い数字のポットに入れば、強豪国と1次リーグで対戦する可能性が低くなる。

日本は現在FIFAランクで23位。ベトナム戦に勝利し、順位をさらに上げたまま抽選会に臨むことができそうだ。

ポルトガルやメキシコ、アメリカなど、現時点で日本よりランク上位にいる国で、まだ出場が決まっていない国も多い。もしその中からW杯のチケットを逃す国が出た場合、出場国をランキング順に数えて日本が15カ国目以内になると、第2ポットに入ることが可能。そうなれば、オランダやドイツといった強豪国と1次リーグでの対戦を避けることが出来る。

前回18年ロシア大会では、日本はFIFAランク44位で第4ポット。1次リーグではポーランド、セネガル、コロンビアと同じH組に入った。さまざまな結果次第だが、今大会はまだ第2ポットに入る可能性も残されている。ベトナム戦でしっかり勝利をつかみ、少しでも順位を上げておきたい。