22年ワールドカップ(W杯)カタール大会本大会の組み合わせ抽選が4月1日(日本時間2日午前1時)に行われる。日本は29日までのW杯予選の結果等によって、抽選で第3ポットに入ることが決まった。

31日に発表される国際サッカー連盟(FIFA)ランキングの上位から、第1~4ポットにチームが振り分けられる。第1ポットは開催国カタールと上位7チーム。続く8チームが第2ポットで、その次の8チームが第3ポットに入る。第4ポットはランキング下位5チームに、欧州予選プレーオフ勝者の残り1チーム、大陸間プレーオフの勝者2チームが加わる。

日本は29日ベトナム戦までは第2ポット入りの可能性もあった。だが同試合に引き分けたことでポイントの上積みが少なくなり、FIFAランキングの上昇が見込めなくなった。そのため第3ポットが決定した。

とはいえ前回18年ロシア大会の第4ポットからは1つ上昇。同じ第3ポットにはかつて日本を率いたハリルホジッチ監督が指揮するモロッコや、ストイコビッチ監督のセルビアが入っている。日本にゆかりのある2人の指揮官と1次リーグで戦うことは、とりあえず回避した形だ。

◆抽選 31日付のFIFAランキングを基に第1~第4ポットの順に振り分けて行う。第1ポットには開催国カタールと上位7チームが入る。カタールはA組。同じポットのチームは1次リーグで同組にならない。今月で出場32チーム中29チームが決まり、残り3枠のチームは第4ポットに入る。抽選はポット1→2→3→4の順に実施。13チーム出場の欧州を除き、同じ地域連盟の国が同組に入らないように調整される。