日本代表MF堂安律(23=PSV)が22日、故郷の兵庫・尼崎市で小学生ら約130人とのイベントで汗を流した。

日本代表の活動は、3月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選では落選したものの、20日に発表された代表で復帰した。

取材に応じた堂安は「(代表から)外されて、時間がたって考えると、すごいありがたくて。自分の頭をリセットできて感謝している」と表現。

「そういう状況に陥れば陥るほど、燃えるタイプ」という堂安は「(今回、代表入りの)連絡をもらった時はもちろん、うれしかった」と振り返った。

この日、自身が4月から運営するサッカースクール「NEXT10 Football Lab(ラボ)」の対面イベントを初めて実施。共同運営する元Jリーガーで堂安の兄憂さん(26)も参加した。

兄憂さんは、弟のオランダでの成長を頼もしく見つめつつ、日本代表森保監督と堂安が不仲をうわさされたことに、笑顔で真っ向から否定。「弟はやんちゃですけど、そんな、あほなことはしません」と笑い飛ばしていた。

堂安兄弟によるスクールは、JR尼崎駅に隣接する大型ショッピングモール屋上に開校。堂安が全額投資してフットサルコート(愛称はRDフィールド)を完成させ、幼稚園児から小学生まで指導している。