日本(FIFAランキング23位)が、東京・国立競技場で王国ブラジル(同1位)と国際親善試合「キリンチャレンジ杯」で対戦する。

試合は6日午後7時20分キックオフ。11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会に向け、貴重な強化試合となる。

超豪華メンバーでやって来たブラジルは、A代表としては、優勝した2002年W杯日韓大会以来の来日となる。

招集されているのは、ネイマールを筆頭にビッグクラブに所属する世界の超一流、スーパースターばかり。

過去の対戦成績は日本の2分け10敗。データから3つの見どころを紹介する。

 

〈記録的見どころ<2>〉

 

◆FIFAランク「1」位

日本は当時FIFAランク1位との対戦で通算7試合1分け6敗と未勝利。唯一の引き分けは05年6月22日にドイツのケルンで行われたコンフェデ杯ブラジル戦となっている。

0-1の前半27分にMF中村俊輔(レジーナ)が左足ミドルで同点。1-2のビハインドで後半を迎えたが、試合終了間際に途中出場のFW大黒将志(G大阪)が同点ゴールを決めて2-2で引き分けた。母国との対戦となったジーコ監督の采配が的中した。

過去7試合のうち6試合がブラジル戦で、残る1試合は01年6月10日のコンフェデレーションズ杯日本大会での決勝フランス戦。当時のトルシエ監督にとっては母国との対戦だったが、前半30分にMFパトリック・ビエラ(アーセナル)にゴールを許し、0-1で敗れた。日本はFIFA主催の国際大会で準優勝。

【石川秀和】

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