東アジアE-1選手権に臨んでいるサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のMF中嶋淑乃(22=サンフレッチェ広島レジーナ)が23日、オンライン取材に応じ、22日の台湾戦でつかんだ手応えを口にした。

中嶋は代表初招集で、台湾戦で左サイドハーフで先発し、代表デビューをかざった。持ち味のドリブル突破など技術の高さは発揮したが、前半ではヘディングの決定機を決めきれず、数字は残せなかった。

中嶋は「個人的にはドリブルで仕掛けることができた。サイドで持ったときの仕掛けはいつも通りできた」と手応え。その一方で「判断が遅かったり簡単なミスがあったのでそこは今後の課題。ヘディングシュートは決めなくてはいけなかった。もっと得点につながるようなアシストだったり、自分が得点を取れるようにやっていきたい」と振り返った。

女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会まであと1年での初招集。合宿でもデビュー戦前も緊張しきりだったが、チームメートから「いつも通りやれば大丈夫」と声をかけられ、徐々に緊張がほぐれた。生き残りへ向け「もっと自分の特長を出さないといけない。結果は出せていないので、試合に出られたら結果を求めてやっていきたい」と、26日の中国戦を見据えた。