東アジアE-1選手権に臨むサッカー日本代表FW町野修斗(22=湘南ベルマーレ)が25日、オンライン取材に応じ優勝がかかった韓国戦(27日、豊田スタジアム)で得点への自信を口にした。

初の日本代表招集で香港戦では2得点。中国戦は後半17分からピッチに入ったが、得点はできなかった。今大会の目標を「3得点」と掲げており「やれる自信はある。僕のゴールで勝ちたい」とストライカーらしい強気の発言で自らを奮い立たせた。

中国戦は再三のチャンスを決めきれず、町野も3本のシュートを放ったがネットを揺らせなかった。「最後の質をもっと上げないといけない。チャンスは少なからずあった。次の韓国戦はチャンスを決めきれるようにしたい」とリベンジを誓う。

今季、所属する湘南では8得点。昨季の4得点の倍を既に積み重ねた。普段から、味方がボールを持った際、ゴールへの道筋をイメージし、急にボールが来ても慌てることがないように準備することを心掛けているという。

「予想していない時に来てチャンスであせって、ミスになってしまうのは経験から感じている。パスが来る前にゴールへのイメージをつくっておくのは大事」と言う。今季の好調も準備ができているからこそ。

理想のFWは「どんな状況でもゴールを決められる選手」という。「内容がだめでも、チャンスが少なくても、1つのチャンスで試合を決める選手になりたい」と話す。

ライバル韓国戦に向けて「集まった初日から目標は優勝。韓国に勝つのはマスト。かなり激しい戦いが90分続くと思う。覚悟と自信を持って挑みたい。しっかり起点になってゴール前でしっかり仕事ができるように気持ちも準備したい」と、ストライカーの自覚を示した。