なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)が前回19年に続く連覇を決めた。池田太監督(51)率いる現チームでは初タイトル。初先発した23日の台湾戦に続き、スタメンで存在感を見せたFW千葉玲海菜(23=千葉)は「チームとして、絶対優勝してタイトルを取るという気持ちで臨んだ」と振り返った。

序盤から積極的に仕掛け、前半11分にはゴール前でMF宮沢へ絶妙なパスを出した。後半14分には右足でボレーシュートを放つも、惜しくも枠の外。「長所は出せたと思うが、まだまだ課題があるので成長していきたい」。

代表デビュー戦となった6月24日の国際親善試合セルビア戦では、出場2分後に初ゴール。今大会も初先発した台湾戦で同点ゴールを決めるなど勝負強さを見せる。「ゴールを取れたのは良かったが、まだまだチャンスがあった。決めきる選手がW杯のメンバーに入っていくと思うので、しっかりやっていきたい」。1年後のW杯を見据えて、さらなる成長を誓った。