川崎フロンターレDF谷口彰悟(31)が15日、ドイツ遠征(23日米国戦、27日エクアドル戦)の日本代表メンバーに選出された。

オンライン取材に対応し「選ばれて非常に光栄ですし、どれだけ重要かも理解していますし、メンバー争いも、最後の活動になってくることも含めて重要な期間。合わせていく部分も数多くある。トレーニングからやって、試合で成果、課題が見つかるような、いい2試合にしたいなと思いと自分もあるし、自分もそこに絡みたい、アピールもやりたい思いは強い」と意気込みを口にした。

国内組で編成された7月の東アジアE-1選手権では、キャプテンとして優勝に貢献。経験値も培い、ワールドカップ(W杯)前、最後となる今回の欧州遠征に向かう。「E-1で、優勝出来たことは良かった。ただ、それと今回の活動は別物になってくる。もう1つ、自分の中でもギアを上げていかないといけない。チームとしても戦っていかないといけない。言動、振る舞いは求められているところでもある。回していけるような役割も担っていかないといけない自覚はある」と引き締めた。

田中、旗手、三笘、守田と元川崎F勢も多く、日本代表に名を連ねる。谷口は「欧州でそれぞれの舞台で活躍している選手たち。入って当然、いて当然、呼ばれて当然の選手と思っている。素直に一緒にトレーニング、試合が出来ることはうれしく思います」と合流を心待ちにした。一方で、川崎F出身のボルシアMGのDF板倉滉は、左膝靱帯(じんたい)部分断裂で、招集外となった。谷口は「特別に連絡は取ってはいません。もし自分がその立場だったら、つらい状況ですけど、SNSでも前向きな姿勢が見られたので、滉らしいなと。諦めることはないでしょうし、まずしっかり治して強くなって戻って来てくれたらうれしいです」とうなずいた。

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