11月20日開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表メンバー26人が、1日午後2時、都内で発表された。

 

日本代表の森保一監督(54)の主な一問一答は以下の通り。

 

 

-原口はこの4年間、南野に続いて出場機会が多かったと思う。原口はユーティリティープレーヤーだが、26人になったことでよりスペシャリストを重視したところはあるが

選べる人数が変わったからかどうかは23人で考えていないので分からないところがあるが、これまでの活動と現状、W杯へと、選手の1人1人のパフォーマンスデータも今シーズンのデータ、過去のトップパフォーマンスと今のパフォーマンスのデータ収集もしつつ、メンバーの選考につなげている。

今、原口元気の名前が出てきた中で、本当に彼らに頼りたいところはまだまだある。同時に、伸びてきている経験が浅い選手たちも大切にしないといけない。プラス、このW杯の長期での戦いで、さまざまな想定とチームとして戦う時を考えて、結論を出させてもらった。

 

-発表直前にケガ人が続出していた。浅野、板倉ら選んでいるが、回復の見込みなどどういう議論を経て、メンバーに入れたのか

まずは、今プレーしていない選手たちがいる中での選考で、常に情報を日本協会のメディカルチームと選手の所属チームのメディカルチームとで、情報共有しながら選んでいる。選手に関してはここからW杯に向けて、チームでの見通しと、W杯でトップパフォーマンスができるということで、情報共有して決めている。

情報共有だけでなく、日本協会のヨーロッパ支局の担当津村さんが、常に各地のチームをまわってくれながら、現在はトレーナーとドクターをヨーロッパに派遣して、選手たちのコンディションをじかに確認してメンバー発表につなげている。最終的に何が起こるか分からないところはあるが、自信を持って、選ぶ身としては安心した情報をいただいて、メンバー発表につなげることができた。