28日のキリンチャレンジ杯で日本と対戦するコロンビア代表は27日、会場となる大阪市のヨドコウ桜スタジアムで公式練習を行った。

公式会見にも臨んだアルゼンチン人のネストル・ロレンソ監督(57)は「W杯(カタール大会)で、強豪国に素晴らしい活躍を見せた日本を相手に、自分たちが今、どれぐらいの位置にいるかを知る絶好の機会になる。ぜひ勝利を収めたい」と意気込んだ。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでは日本の20位に対し、17位と上回っている。過去の対戦成績はコロンビアが3勝1分け1敗とリードしている。

W杯はこれまで6度出場。14年ブラジル大会で過去最高のベスト8に入り、1次リーグでは4-1で日本に完勝した。18年ロシア大会はベスト16に進んだものの、1次リーグでは日本に1-2で敗れた。22年カタール大会は予選で敗退していた。

指揮官は「我々はチームを作っている段階で、若い選手を起用しており、日本戦は我々にはとてもいいテストになる」と話す。

今回の来日メンバーは24人で、MFハメス・ロドリゲスや、37歳のFWファルカオら世界的スター選手も含まれている。ロレンソ監督はファルカオについて「代表にもまだまだ貢献できる。次回W杯でも十分に戦える選手だ」とし、今後も招集を続ける方針を示した。

今回の来日前の24日には韓国で親善試合を行い、コロンビアはハメス・ロドリゲスとMFカラスカルが得点し、2-2で引き分けている。