日本代表の森保一監督(54)が、京都-浦和の試合を視察に訪れた。先日25日にキリンチャレンジ杯のエルサルバドル戦(6月15日、豊田ス)、ペルー戦(6月20日、パナスタ)に臨む代表メンバーを発表。初選出された21歳の京都MF川崎颯太のプレーについて言及した。今回の召集の意図として「A代表の中で刺激を受けて今後の成長につなげてもらえれば」とし、将来的に「汗かき役で、チームのダイナモとして輝く存在になってほしい」と期待を寄せた。

森保監督の試合後のコメントは以下の通り。

-川崎選手の召集の意図は?

森保監督 「試合にも出続けてますし、パフォーマンス的にも代表のメンバーの中に入って、自分のプレーを出すことができるかなということと、まだまだ伸びしろがあると思いますし、これからの選手だと思いますので。A代表の中で刺激を受けてもらって、今後の成長につなげてもらうようにしてもらえれば」

-失点に絡んだが存在感は出していた

森保監督 「中央でバランスを取りながら、前後左右に守備の所も幅広く状況を見て動いて、ボールを奪いきるところは奪って、と言うところでは良さも出していた。奪った後、そこで決めきれることがさらにできれば、チームの助けになる選手になっていけると思いました」

-将来的な期待は

森保監督 「まずは代表の舞台は約束されている舞台ではない。競争は非常に激しいので。所属チームでやっているより競争を強く感じる舞台だと思いますので。その競争の中で自分がどうやって自分の良さを出してポジションを勝ち取っていくか、今回の召集で感じてほしいと思いますし、非常に真面目にハードワークできる選手だと思いますので、代表での経験や刺激を、自チームに帰って、本人の成長とチームの勝利の力になるような成長をしていただければ。代表の戦力としては、特長的に言うと、中盤でハードワークして攻守ともに絡む部分、汗かき役で、チームのダイナモとして輝く存在になってほしい」