日本(FIFAランキング20位)がペルー(同21位)に4-1で大勝した。

MF三笘薫(26=ブライトン)が、1ゴール1アシストで、W杯を挟んだ長いシーズンを最高の形で締めくくった。公式戦51試合目となった“今季最終戦”で、3月シリーズに続いて結果を残した。3月は1分け1敗も、6月は2試合合計10-1で2勝。選手紹介で最も大きい歓声を浴びた英国帰りのスターが、2試合で5得点に絡む活躍で、その中心となった。

役者が違った。前半37分、MF鎌田からパスを受けた三笘がペナルティーエリア左角からドリブルを開始。4タッチでボールを前に運んでペナルティーエリアに進入すると、5タッチ目でカットイン。6タッチ目で右足を振り抜き、相手のDFのブロックに当たりながらもチーム2点目を決めた。自陣から1度も相手にパスを触られないでパスが繋がるゴールに、スタジアムは大歓声に包まれた。

18日の全体練習後に居残りで同じ角度からカットインして内巻きのシュート練習をスタッフに止められるまで続けた。「やることで研ぎ澄まされていくと思います。そこは改善して試合で出せればうれしい」。練習より距離は短かったが、早速成果が出た。

「無双化計画」のまっただ中だ。「世界レベル」の縦への突破をより生かすためにカットインや中距離砲の習得に取り組む。この試合、前半の早い時間帯から縦への突破を何度も見せたことで、得点の場面では相手DFが翻弄(ほんろう)されていた。

帰国後に「プレミアリーグで1シーズンやって、どのくらいできるのかって思われていると思うので、そういった意味でいいプレーを出せれば」と語っていた通り、2試合で1得点2アシストと結果を残した。記録に残らないものも含めると5点に絡む活躍。日本のファンを魅了した。

ペルー戦を終えて、今季公式戦51試合13得点。ブライトンで10得点、ブライトン所属になってからの代表で3得点。大ブレークのシーズンを完走した。来季欧州リーグに挑戦する三笘は、オフに取り組みたいこととして、「もう一段階フィジカルレベルをあげないといけない」と強化ポイントをあげていた。一方で、リフレッシュで「旅行とかしたいと思っています」とも。ひと休みして「無双化計画」を進める。【佐藤成】

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